まず、成功の定義とは何でしょうか。
「成功とは、探し求めた目標の満足ゆく達成である」
(ノア・ウェブスター)
「成功とは、社会正義に反することなく、
他の人々の基本的欲求充足の手助けをしながら、
自己の定めた目的・目標を
自らの意思で達成していく道程のことである」
(青木仁志)
などといわれています。
全くその通りで、武道においてもそうだと思います。
よく「勝ち」「負け」という言葉を使いますが、試合や大会の場では
「相手に対して勝つ」=「目標達成(成功)」となります。
ただし、「稽古」ではどうでしょうか。
稽古時間というのは
費やす時間の量・質が、試合よりもはるかに
膨大です。
稽古中に得たものが、試合の場で「現象」となって現れ、
実生活でも自信となって滲み出るものだと思います。
いろいろとエライ先生方にお会いしていると、共通点があります。
実生活で成功している先生方は年齢に関係なく、
例外なく稽古を真剣に継続していることです。
地味な稽古をずっと継続していくことは、大変なことだと思います。
多くの人は、稽古ができない言い訳をし、自分に言い聞かせます。
時間、仕事、受験、勉強、病気、けが・・・・
など、どれも立派な言い訳をします。
しかし実際には、どんな人にも空けられる時間は必ず存在しています。
目先の楽に流されてやろうとしないだけです。
別に道場に来て稽古するのが目的ではなく、
日常生活の中で時間を作る工夫をすれば、
空手の稽古なんざ、どこでもできます。
ただし、それには自分をキッチリとコントロールする必要が有ります。
どうしても目先の緊急事項や、どうでもよいことなどの事に、
人は安きに流れるものです。
そういった自分を厳しく律し、甘えや依存を排除し、
時間管理能力に優れた人というのは、
世に言う成功者だそうです。
ですから、武道でも仕事でも人間関係でも何でも、
「自分に対して勝つ」=「成功」
となるようです。
ただしポイントは、稽古を通じて得た「何か」を、
仕事や人間関係の延長線上に上手く活用しているという事です。
逆に言えば、人生の大半を占めてしまう「稽古時間」を、
もしも不毛なものとして過ごしてしまったら
ヤバイことになりかねないということでしょうか。
あー俺もヤバイヤバイ・・・(汗
「 言い訳は嘘よりももっと悪く恐ろしい。けだし、言い訳は防御された嘘だから。」
(ホープ)